● キリンサイズ用
約1tのキリンの体重を支えることを想定した体重計鉄筋架台です。 トラックスケールやバースケールの上に設置し、 特製木製カバーを被せて使用します。
- 対応目安:約1t
- 架台重量:約80kg
- サイズ:横1800cm × 縦900cm
- 意匠登録済
- 特注木製カバー2枚付属
動物の健康を、飼育員さんと一緒に守りたい。
大型動物の体重測定は、健康管理に欠かせない大切な作業です。 しかし、キリンやカバ、サイのような大型動物は、一般的な体重計だけでは安定した計測が難しく、 動物に負担をかけず、安全に測るための工夫が必要です。
山形開発工業株式会社の「大型動物用体重計鉄筋架台ノッテクン®」は、 そうした現場の課題を受けて生まれました。 天王寺動物園様からのご相談をきっかけに開発し、 キリン・カバ・サイの計測に成功。 大型動物の体重測定を支える製品として、 動物園・水族館の現場に役立つ提案を進めています。
大型動物の体重測定では、体重計を1台置くだけでは対応できない場合があります。 複数のバースケールやトラックスケールを使用し、その上に動物が安全に載るための架台を設置することで、 はじめて安定した計測が可能になります。
当社は、天王寺動物園様よりご相談をいただき、 大型動物の重量をしっかり支えながら安定して計測できる鉄筋架台を製作しました。 その結果、キリン・カバ・サイの計測に成功し、 現場の課題解決から製品化へとつながりました。
本製品は、1トン以上の動物が安全に安定して計測できるように設計し、 当社の本業である熟練の鉄筋加工技術を応用して製品化したものです。 また、この取り組みは大阪府経営革新計画として2025年に承認されています。
大型動物は身体が大きくても、とても繊細です。 計測時に架台がゆがむ、たわむ、大きな音がする、高さがありすぎるといった不安があると、 動物が怖がってしまい、次から載ってくれなくなることがあります。
そのため私たちは、単に「重さを支えられるもの」をつくるのではなく、 動物が安心して載れることと 飼育員さんが使いやすいことを重視しました。 現場で使う方々のお困りごとを丁寧にヒアリングし、 それを形にしたのがこの大型動物用体重計鉄筋架台「ノッテクン®」です。
トラックスケールやバースケールを地面に敷き、 その上に体重計鉄筋架台「ノッテクン®」を設置することで、 大型動物の体重を安定的に支えることができます。
木製カバーやコンパネを組み合わせることで、 動物が安心しやすい計測環境を整えます。 現場の運用を踏まえた構成で、計測準備もスムーズです。
天王寺動物園様での導入を通じて、 キリン・カバ・サイの計測に活用されてきました。 現場での使用経験をもとに、改良と提案を重ねています。
キリンサイズ用の体重計鉄筋架台「ノッテクン®」は意匠登録済です。
約1tのキリンの体重を支えることを想定した体重計鉄筋架台です。 トラックスケールやバースケールの上に設置し、 特製木製カバーを被せて使用します。
約2tのカバの体重を支えることを想定した体重計鉄筋架台です。 キリンサイズ用と同様にトラックスケール上で使用し、 特注加工品のコンパネを被せて計測準備を行います。
動物園並びに水族館の飼育員さんのご要望にお応えし、 中型動物用体重計鉄筋架台(ポニー用)も製作しました。 テラオカ製バースケールに設置しやすい設計で、 体重計鉄筋架台と計量器のセット販売にも対応しています。
アミメキリンのコウヤくんが、 大型動物用体重計鉄筋架台「ノッテクン®」に上手に載ってくれ、無事に計測できました。
計測を実現するためには、飼育員さんと動物との信頼関係がとても大切です。 練習を重ねながら、安心して載れる環境づくりを進めていただきました。
カバのゲンちゃんも、 大型動物用体重計鉄筋架台「ノッテクン®」に安心して載ってくれました。
計測前には、載るための練習をたくさん重ね、 飼育員さんとのコミュニケーションを大切にしながら進めていただきました。 その後は慣れて、何度も載ってくれるようになっています。
カバのゲンちゃんの計測前には、サイの計測にも活用いただきました。 大型動物の計測現場で実際に使われていることが、本製品の信頼性につながっています。
ウォンバットの飼育で知られる大阪府池田市の五月山動物園様に、大型動物用体重計鉄筋架台「ノッテクン®」をご採用いただきました。
園長および飼育員の皆様から、ポニーやアルパカの体重を計測できる鉄筋架台についてご相談をいただきました。
打ち合わせを重ね、体重約500kgまでの動物を安定した状態で計測できる仕様としました。また、飼育員の方が移動・設置しやすいよう、重量や構造にも配慮し、約30kgの体重計鉄筋架台と木製カバーを製作しました。
導入後、飼育員の皆様からは、持ち運びができ、頑丈であるとの評価をいただいています。
また、体重計鉄筋架台と組み合わせて使用するバー型スケールも、当社を通じて導入いただきました。当社は株式会社テラオカ関西と取扱店契約を締結しています。
ノッテクン®を活用して動物の体重を継続的に数値で把握することで、体重の変化に応じた餌やサプリメントの適正量を管理しやすくなります。動物の健康管理に役立つとともに、麻酔の量をより適量にできたり、飼料やサプリメントの過不足を抑え、購入量や使用量の適正化にもつながるため、飼育にかかる経費の効率化が期待できます。
今後も、動物の健康管理の向上と飼育業務の効率化に貢献できるよう、製品の改良と提案に努めてまいります。
現場で安心して使っていただくために、強度確認も行っています。 工学博士による歪み計測を実施し、 鉄筋架台でもっともたわみが発生しやすい中央一点を支点として、 カバの片足700kgまで耐えられることを確認しました。
また、関連する取り組みは、 地方独立行政法人大阪産業技術総合研究所の企業支援成果事例集(2024)にも掲載されています。
大型動物用体重計鉄筋架台「ノッテクン®」の特長や活用イメージをまとめたチラシを用意しました。 製品の概要や導入イメージについて、あわせてご覧ください。
大型動物の体重測定には、動物種、体格、性格、計測環境、既存の計量器などに応じた工夫が必要です。 当社では、現場のお困りごとを伺いながら、用途に応じたご提案を行っています。
大型動物の健康管理を支える設備として、ぜひご相談ください。